キッドナップツアー

夏休みの第一日目に誘拐(キッドナップ)された主人公ハル(小学5年生)。 犯人は2か月前から居なくなった父親。この父親、だらしなくて、情けなくて、お金もない。親切な友人はいるが、とんでもない人物。 父親は母親と電話で交渉しているというが、何の交渉なのか、目的は何なのか、最後まで読者には分からない。 普段母親が買ってくれない流行りの服…
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砂漠

伊坂 幸太郎の青春小説。 仙台の大学に入学した主人公(北村)が、髪型が特徴的で軽い鳥井や、不思議な能力を持つ南、とびきりの美人の東堂、変に熱い西嶋と過ごす大学生活を描く。 麻雀や合コン、そして恋。更に、犯罪者との対峙による痛みと奇跡との遭遇。 大学を卒業し砂漠に放り出される前のひと時の時間。 ☆3つ 砂漠 (新潮文庫) - 幸…
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いちご同盟

中学生の良一は、人気者のクラスメートで野球部のエースで四番の徹也を通じて、重病の直美と知り合う。 徹也は対抗試合で全力を尽くして勝利し直美を励まそうとし、良一も直美の話相手になる。 ある日、直美は良一に一緒に心中しないと言い、良一は生きることを考える。 しかし、直美の病状は急激に悪くなっていき、徹也は良一に100歳まで生きて直美を…
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カフーを待ちわびて

沖縄の小さな島で雑貨屋を営む男性(明生)が、能登の神社で「嫁に来ないか。」と絵馬に書いたことで、美しい女性(幸)が嫁にして欲しいとやってくる。 過疎の島に観光施設を誘致する計画や、雑貨屋の裏の巫女のおばあの話が絡むのだが、どうもストーリーに深みがない気がした。 結局、主人公の明生は観光施設のため雑貨屋を閉じ、幸を島から去り、おばあは…
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イノベーターになる

大企業もイノベーターになることができるという指南書。 「イノベーションの世紀」に投げ込まれた日本企業(第1章タイトル)が求められるのは、「2階建てイノベーション経営」の実践(第2章タイトル)ということで、イノベーターになるための3つの力(第3章タイトル)や加速する仕組みをつくる(第4章タイトル)ことが必要で、さらに、企業文化の再構築を…
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タイタン

AI「タイタン」によって社会が平和に保たれた未来。人間は仕事から解放され、余暇だけに時間を費やす日々を送っていた。 そこへ、12機あるタイタンの中の第2知能拠点「コイオス」が機能低下の兆候を示したため、心理学博士の内匠成果に臨床心理士としてコイオスのカウンセリングの仕事が依頼される。 コイオスの人格が形成されていくなか、内匠はコイオ…
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キャプテンと銭湯と

一言でいうと、サッカーに熱中する14歳が、キャプテンの地位と馴染みの銭湯を無くすが、前向きに生きていくという話。 ちょっと薄いというか、サッカーの熱量が足りず、銭湯への思い入れも今一つ伝わりにくい。 ☆2つ キャプテンマークと銭湯と - 佐藤 いつ子, 佐藤 真紀子
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校閲ガール

ファッション誌の編集者を夢見ていた主人公が、校閲部に配属。 しかし、本位の仕事ではないが、キッチリ仕事はやる。 ミステリー要素を含んだ短編集。 これはエンターテイメント。 ☆3つ 校閲ガール (角川文庫) - 宮木 あや子
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9プリンシプルズ

凄まじい勢いで変化していく世の中で、“むち打ち症(whiplash:原題)”にならずに生き続けるために必要な原理をまとめた一冊。 権威より創発(iPhoneが世に出たときにマイクロソフトを始めとする既存プレイヤーは売れないと言った) プッシュよりプル(マイクロソフトの失敗した百科事典(push)に対するウィキペディア(pull)、必…
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桐島、部活やめるってよ

少女は卒業しないの朝井リョウ氏の作品。これがデビュー作だそうだ。 バレー部の部長の桐島が退部したことによる波紋を、別々の登場人物の視点で語る形式。 桐島の退部に驚く菊池宏樹 桐島の退部で試合に出られるようになり、自分の思っていた活躍ができずに苦しむ小泉風助 菊池と同じトップグループの竜汰に片思いの吹奏楽部部長の沢島亜矢 映画部…
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日の名残り

私を離さないでが良かったので、Kazuo Ishiguroの別の小説を読んでみたが、こちらはダメだった。 旧家の執事が、雇い主がアメリカ人に変わり、年老いて耄碌している自覚症状が出始めたタイミングで旅に出たというエピソード。 執事が、無知蒙昧で、押しつけがましく、それでいて自尊心が高く、ナルシストの傾向があるという、とんでもない人物…
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童話でわかるプロジェクトマネジメント

童話を題材にプロジェクトマネジメントの技法を整理している。 PMBOK対応と謳っており、興味深い内容。ただし、アジャイル開発のプロマネの手法は含んでいない。 3匹のこぶた:段取り(プロジェクトの開始から実行までを説明。特に、ステークホルダー分析マトリックスや定性的リスク分析が良かった)  ステークホルダー分析マトリックス(影響度分…
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予想どおりに不合理

「“無料!”は判断力を著しく低下させる」や「1セントのアスピリンよりも50セントのアスピリンの方が効き目がある」とか、意思決定を行動経済学的な見地から解説している。 題名は一見不合理な意思決定も、行動経済学から見ると納得がいく(予想通り)という意味だろう。 本書の内容を実生活やビジネスに活かそうというのは有効な手段なのだと思うが、そ…
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チームのことだけ、考えた。

かつて退職率が28%あったブラック企業を、多様性を旗印に変革したサイボウズ社長の奮闘記。 多様性を認め、チームの良し悪しを「効果」「効率」「満足」「学習」で測定する。 会社の共通言語として、「問題解決メソッド」により議論を共通のフレームワークで行い効率化する。 ①問題を発見 ②問題を“理想と現実”、“解釈と事実”で認識 ③原因…
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陸王

老舗の足袋メーカーが新規事業のマラソンシューズに参入。 大手メーカーの妨害に負けず、マラソン大会でシューズを提供した選手が日本選手最高位でフィニッシュする。 感動的なストーリーだが、マラソンで故障した茂木が復帰戦で活躍するのは話がうまく出来過ぎ。まぁ、メルヘンなのか。 ☆2つ 陸王 - 池井戸 潤
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影響力の武器 実践編

「影響力の武器」(未読)で紹介された6つの原理を実社会でみられる50の事例で説明、全てが心理学の実験に裏付けられている。 「二十一世紀における影響力」で個人主義的文化と集団的文化を比較、日本人は集団主義的傾向が強く、コミュニケーション関係的機能に重点を置くと紹介している(一方、個人主義的傾向では、情報的機能に重点を置く)。そのために、…
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さよなら、オレンジ

アフリカからの難民サリマは、母国語のすら教育を受けずにオーストラリアの田舎町にアド率板。夫に逃げられ、精肉作業場で働きつつ、2人の子供を育てている。 自分の夢をあきらめ、夫について渡會した日本人女性「ハリネズミ」は、大学院で学んでも良いのに、サリマと同じ職業訓練学校で英語を学んでいる。 2人の全く異なる女性の生き方が交互に語られるが…
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沈黙の春

三体の中で葉 文潔(イエ・ウェンジエ)が本書を読んだ下りがあり、未読だったので読んでみた。 予想していたより、ずいぶんと憂鬱な内容で、“20世紀のベストセラー”(文庫版背表紙)という感じはしなかった。 農薬によって人間に害を為す生物を駆除するつもりが生態系に悪影響を与え、他の生物も一緒に殺してしまう。 食物連鎖によって農薬の毒素は…
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リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

マレーシアからの帰国子女が俳句に誘われて、マレーシア語の混じった俳句を作る。そこに恋バナも絡めた小説。 第58回講談社児童文学新人賞受賞とのことだが、そこまで感動できず。 おっさん化した感性のためか、本当につまらないのか。 リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ - こまつ あやこ
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ワークショップデザイン論

ワークショップを設計するためのテキストのつもりで読んでいたが、初等教育へのワークショップの導入を目指したテキストだった。 プログラム作成の手順として、①創る活動の作成、②知る活動作成、③導入の作成、④まとめの作成、⑤プログラムの検討を行う (実際のワークショップでは「導入」→「知る活動」→「創る活動」→「まとめ」で進む) …
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昨夜のカレー、明日のパン

「野ブタ。をプロデュース」が再放送していて面白かったので、脚本の木皿泉の書籍を読んだ。 7年前に死んでしまった夫の父(義父・ギフ)と一緒に住むテツコの連作小説。 テツコがプロポーズを受ける話  (ムムム) 隣人のタカラと死んだ夫(一樹・カズちゃん)の思い出  (パワースポット) ギフが山に登る  (山ガール) 一樹の車に関…
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