もし高校野球の女子マネージャがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

非常に売れている通称“もしドラ”。
ビジネス書籍(マネジメント)では無いし、青春小説(野球もの)にしては稚拙。でも、これは素晴らしいと思います。
まさに“マーケティング”と“イノベーション”の勝利だと思います。
本書のマーケティングとは萌えキャラにマネジメント(経営)論を語らせたこと、イノベーションとは日本の一般大衆にドラッカーのマネジメントを普及させること(知識の水準の底上げ)。
iPhoneやIPadは電話機やPCとしては完璧ではありませんが、新しいジャンルの携帯機器として非常に脚光を浴びています。それに良く似た感動を受けました。
ビジネス観点でのストーリーの肝は「顧客」を定義したということです。
「顧客」を定義できたことによって、マーケティングを丁寧に行い、イノベーションのコアを決定。人事マネジメントにも着手し、社会貢献による正の連鎖を生み出す。絵空事ながら完璧ですね。
この本に対して批判的なレビューを書く人は、日本の製造業が直面しているマーケティング力の貧弱さがもたらす経済力の低下について解決策(改善策)を本書のように提示できるのでしょうか?
敢えて注文を付けるなら、マーケティングは友人の夕紀が、イノベーションのコア決定を監督と後輩マネージャーの文乃が、改革マネジメントを二階正義が行った。とすると、主人公川島みなみの行ったマネジメントとはいったい何だろうという説明が欲しい点です。
☆4つ。








マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
ダイヤモンド社
P・F. ドラッカー

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