BORN TO RUN

面白い話です。
“タラウマラ族の謎”についての話から“ランニングシューズがもたらした弊害”、最後は“タラウマラ族とのレース”と話が書かれています。
最後の、銅渓谷のレースが終わってタラウマラ族と別れるところでは、とても良い読後感を味わえました。

まぁ、ベアフッドで走ることについては分かりませんが、25章は興味深いです。
痛ましい真実その一 最高のシューズは最悪である
痛ましい真実その二 足はこき使われるのが好き
最後の痛ましい真実 アラン・ウェップでさえ「人間は靴なしで走るようにできている」という


走り出して始めの頃に買った、スウッシュのロゴが入っているエアズームストラクチャートライアックス+11は、ズームエアを搭載してアドバンストフィットによりプロネーション対策もバッチリのはずでしたが、すぐに膝が痛くなって今ではジョギングには使っていません。(とはいえ、買った頃はプロネーションという言葉も良く分かっていませんでしたが)

個人的には27章のブランブル博士との会話にある「走るのが嫌いな人が多いのはなぜでしょう?」という見解は面白かったです。
理由は“走るために生まれたにも係わらず、脳は生存本能からエネルギーを保存し怠惰に過ごさせようとしている”ということ!

走るために生まれたというのは、確かに、十数キロを毎日走り、植物性たんぱく質や緑黄色野菜を中心に低カロリーな食生活をして(日本食はその点では優れています)、夜更かしをしない生活をすると、ずいぶん幸せな気分になるので“そうかもなー”と思ったりします(ドーパミンが出ているということかもしれません)。
ただ、時間的にも精神的にもヘビーな仕事をしながら毎日走るというのは厳しいとも思いますが…。

ただ、1冊2,000円というのはちょっと高い気がします。文庫本なら間違いなく買いですね。
☆4つ

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
日本放送出版協会
クリストファー・マクドゥーガル

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