きみはいい子

家庭内暴力や障碍を持った児童の連作短編集。
学級崩壊が起こったクラスの若い担任教師が、家族にハグしてもらう宿題を出す。そして17時まで家に帰れない生徒は笑顔を見せない「サンタさんの来ない家」
自分が虐待を受けていたため、家では娘に手を出してしまう母親と、彼女から見て冴えない格好のママ友のやり取りを描く「べっぴんさん」
じゃんけんではいつもチョキを出す息子とその友達のだいちゃん。2人を見守る父親の私が子供の頃を思い出し、今を憂う「うそつき」
毎日“こんにちわ、さようなら”と声をかけてくれる男の子と老婆との話。男の子の母親から障碍を持っていると伝えられても。老婆が男の子の素晴らしさを母親に説く「こんにちわ、さようなら」
痴呆症で呆けてしまった母親を3日間預かることになった主人公の女性は、子供の頃に母親から暴力を受けていたため鬱屈した思いを抱えていたが、何も覚えていない母親を見て、全ての思いを抱えていこうと思う「うばすて山」
それにしても、こんな不幸せな小説はどんな需要があるのだろうか…
☆2つ
([な]9-1)きみはいい子 (ポプラ文庫) - 中脇 初枝
([な]9-1)きみはいい子 (ポプラ文庫) - 中脇 初枝

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